【阪神支部2月例会】"創業64年家業の三代目"今の会社に問題はない。この先は?

~現状維持に未来はあるのか?~

感想

今回、阪神支部初の試みとしてZOOMによる「WEB例会」が開催されました。
始めに前田陸送の前田さんから、コロナ対策について・・
お客様だけでなく従業員さんにもわかりやすく表を作って
熱が出た時や 家族に熱が出た時・・など詳しく対処方法を伝えておられました。
それを受けた形で 宗形さんが社労士の立場から従業員さんへの対応の仕方を
詳しく述べました。


2人目はエーディーエフの島本さん 3月の借り入れをした経緯を詳しく数字込みで話されました。それを受けた形で税理士の立場から田中さんが分析。

今回初の試みで念入りなリハはありましたが、他支部からのZOOM操作応援もあり、
時間ピッタリで終えることができ、参加者の方にも大いに満足いただけたようでした。

報告者の感想***************


人との接触が制限された中での同友会活動。
それでも、私たちは前を向いて進むことを選びました。
進むことを決めた私たちはただweb例会を行うだけでなく、島本例会委員長の『出来る限り普段の例会に』を目指し、飽きさせることの無いように英知を結集し、リハを重ね、無事に阪神支部初のweb例会を行う事が出来ました。
この流れは、私の同友会活動だけに関わらず自社の活動にもヒントになる事が沢山あったと思います。進むだけでなく、『どうありたいのか』『どうしたいのか』という『想い』があったからこそ、人が自主的に集まり、英知が集まり、一つのものが完成し、その喜びを分かち合う。『これは会社を経営する事そのままだな』と、今回自分が報告するにあたり、改めて気づかされた例会となりました。

小グループ長としては広報的な役割と、zoomの練習をして、少しでもWEB例会に馴染んで頂こうという取り組みを意識して行いました。『こんな時だからこそ』一人で悩まずにメンバー間の交流を深める努力をしたつもりですが、もう少し既存の会員さんの参加率を上げていけば、例会への参加率も上げられると思っておりますので、それが今後の課題です。

自分の報告については、最初の原稿とは全く違うモノになりました。
というのも、リハの中でリーマンを乗り越えてこられたベテラン会員さんの『うけた融資の使い道』についての話があり、僕も単純にコロナ対策として融資を受けたのですが、ただ単に守るお金でなく、このお金を使って新しい事を始める事で、より今の社員を守ることに繋がるのではないか、という気づきがあったからです。
15分の報告ではありましたが、その中でも自分自身の大きな気づきと勉強に繋がったことに改めて阪神支部のメンバーに感謝したい気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

前田陸送株式会社
前田浩司

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今回、初めてのZOOM例会の報告者としていつも以上に緊張しました。パソコンの画面でどのように伝えるのか、どんな資料を用意すべきかにとても頭を悩ませました。

 今、コロナショックの中、多くの経営者が苦しんでいるに違いないはずです。資金繰りをはじめ、従業員の安全の確保など優先課題を必死に解決しようと取り組んでおられると思います。その中で、今回の報告では、経営者の報告を聞いた後、私なりの労務の取り組み方や注意点を中心に報告をしました。

 初めてのZOOM例会ということもあり、リハーサルでは上手くいかなかった部分が多々ありました。報告の時間、パソコンの画面の中ということもあり話すスピードなんかも、とても気を使いました。1回目のリハーサルでは、話す内容が固まっておらずに多くの方にご迷惑をかけ、2度目では話す時間を大きくオーバーしてしまいました。話す内容もどこまで話していいものかと大いに悩みました。

 話す内容としては、コロナショックでも従業員に安心を与える会社の対応と同時に、会社をどのように守っていくのかをかなり踏み込んだ内容にしました。ここまで踏み込んで話していいものかどうか、かなり悩んだのですが、今の世の中の状況を考えたとき、綺麗ごとだけでは済まされないと思いもあり、相当踏み込ませてもらったと思います。

 その後、例会当日になり、少し早めに入り、資料を画面での共有をスムーズに行えるかどうか、時間内に終われるかどうかを確認し、入念に準備をした結果、パソコンの画面の中でありながら、多くの方が真剣に聞いていただき本当に嬉しかったと同時に、本当に多くの経営者がこれからの経営に不安を持たれていることも感じました。

 多くの方に、リハーサルで指導していただき、また初のZOOMということで、色々な試みを企画提案していただいた同友会の仲間には感謝しています。本当にありがとうございました。

宗形悠平

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この度は、阪神支部史上初となるZOOMを活用したWEB例会でした。
コロナの影響による緊急企画としたので、リアル例会と同じように、経営体験報告を
長々と聞くよりは、現状の大変さやアフターコロナをどのように考えているか、
1人の経営者の"今の決断"を話そうという事になりました。
また、リアルに会えませんから、会員同士で不安や希望も共有できる内容にすることも
心がけて、15分にまとめました。

過去の事は、ともすれば長々と話せますが、現状と未来を端的に15分にまとめる作業は、
"本気で考えていること""本音で思っている事"に集中する必要があり、苦労しました。
半面、何度もリハを重ねるうちに、キレイ事では語れない自分の内側の部分に気づけた事は
大きな学びでした。

今回の経験で感じたことは"WEBでも気持ちを共有する例会が出来る"ということ。
リアルで会うことや、飲みニュケーションが出来るに越したことはありません。
そんなことは、わかりきっています。しかし、今までやってきたことが出来ない環境を
どのように工夫したら楽しめるか?!ピンチはチャンスと言いますが"ピンチはクイズ"
という気持ちで向き合えば、前向きに新しい手法に挑戦できるのではないかと思いました。

株式会社エーディエフ 島本

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今回初めてWEB例会に取り組みました。最近すっかりZOOMでの打ち合わせや飲み会が増えており、経営者の適応力の高さに驚いていたのですが、今回のWEB例会に取り組む島本例会委員長の熱量がすごく、それに触発される形で発表者が自身の発表内容をブラッシュアップしていったと思います。
また、もう一人の発表者である前田さんも皆のアドバイスに基づいて、次の打ち合わせの時には前回の発表準備資料からガラッと内容を総替えする意気込みでブラッシュアップしていかれました。
宗形さんも雇用についてかなり掘り下げて綿密に資料の作成をされ、短期間で内容の濃い資料をまとめ上げられました。
私は皆さんと何を共有しようかと考える日が続きました。島本さんが自社の決算書を共有してもいいと見せてくださり、一気に視界が開けました。発表者が数字を共有してもらえると発表にリアリティが一気に出る。であれば、発表にあった資金調達がどのようなものになるのかということを題材にシミュレーションをしてみようと構想が膨らんでいきました。そこからどんどん共有していきたいことが増えていき、皆さんに資料を配賦共有するためには島本さんの会社の数字そのままではさすがにまずいと思い(島本さんはそれでもかまわないとはおっしゃってくださいました。島本さんの同友会にかける思いに敬服します)、島本さんの会社の数字をデフォルメする形にしました。
当初20分の予定で作ったものが15分になったので、盛り込みすぎになってしまったかもしれませんが、何度もリハーサルを繰り返していただいたおかげで何とか時間内に収めることができました。
全体として、当日は予想外にスムーズに進行されたのではないかと思います。
それには野口さんの力が非常に大きかったと思います。懇親会も食べたり飲んだりする暇がなかったかと思います。ありがとうございます。
今回の例会は阪神支部ならではの熱量が結実した素晴らしい例会だったのではないかと思います。
本当に充実した楽しい時間でした。
リアルでお会いするのが一番ですが、コロナが収束した後も、せっかくですので、何回かに一回はZOOM例会を開催できれば、距離の問題で参加できなかった人が参加でき、可能性が広がる新しいスタイルの支部になるのではないでしょうか。

グローアップナートナー会計事務所
田中裕之

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他支部からも多くの参加をいただき、
それぞれの発表 15分×4人 グループディスカッション×4回

熱心な例会委員長の数多くのリハの賜物。

途中即時の「アンケート」もとりました。

ちょっと見にくいですが・・ 良かったという回答が多かったので
関係者一同 ホッとしました。

引き続き6月もこの調子でWEB例会となります。
面白い「阪神支部WEB例会」に来てねー\(*^▽^*)/

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質問回答集(阪神支部5月例会)

文責:まつなが@AURA

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