【北第一支部・北第二支部12月合同例会】指針書経営25年から見える景色とは

【ハイブリッドにて開催】 
今回は北第一支部、第二支部の合同例会です。
発表者はステーションカンパニー株式会社の藤原弘呼さんです。
6月に報告予定でしたが、報告の2週間ほど前に病に倒れ、急遽報告が出来なくなり、この度再チャレンジ。
藤原さんは平成7年から25年以上、経営指針書の実践に取り組んでおられます。
しかし、今年病気に襲われ、自分がいなくても強い組織を創りたいという、より強い想いが出てきます。
その想いをすぐに指針書に落とし込み、即実践。

「指針書の実践って何?」「実践してても上手く機能しない」

指針書の実践で何か課題がある方は是非、合同例会にご参加ください

感想

12月23日にリアルとZoomで北第一支部、北第二支部ハイブリッド合同例会を開催いたしました。 今回の報告は株式会社ステーションカンパニーの藤原さんです。
指針書経営25年から見える景色とは
藤原さんは同友会に1992年に入会されているので、会歴約30年!の大ベテラン会員です。当初、6月に報告頂く予定でしたが、報告の2週間ほど前に病に倒れ、急遽報告ができなくなったため、再チャレンジでの報告となりました。
■報告内容
藤原さんはエステ・ステーションという屋号で5店舗のエステティックサロンを経営されています。設立当初から技術・接客・効果に対して強いこだわりを持たれています。 。
1992年3月に同友会に入会され、経営指針という言葉と指針セミナーを知り、自分で作った経営理念が方向的に間違っていないかを確認する目的で指針セミナーを受講されました。
1995年10月(第8期)から社員と一泊研修を実施して、経営指針書作成をスタートされ、25年間社員を巻き込みながら毎年の指針書作成を継続されています。
その間、業績が右肩上がりに伸びた時期、緩やかに下がっていった時期があり、2005年(第18期)からは指針書を一から作り直されています。
今の指針書のベースとなっていますが、第34期の経営指針書は、なんと75ページです。それを朝礼や店舗会議の際に社員と共有されています。 「指針書は作るのが目的ではなく、行動・実践することが目的」とおっしゃっていたのが印象的でした。経営者と社員が共有し、立ち返る場所、まさに指針経営を実践・継続され、会社の強さを感じました。
■グループ討論
討論テーマは「会社はうまくいっていますか?」というテーマでした。 藤原さんは業界の変化や東北大震災、コロナなどの外部環境による事業への影響がありながら、その都度、指針書に立ち返り、会社を継続されてきました。 まだまだ、外部環境の影響はあるにも関わらず、次世代への承継も考え、指針書をもとに実践されています。 我々は、何のために会社経営しているのか?永続的な経営をしていくには、経営者は何を考える必要があるのか?そんな原点にもどったことを討論しました。 今回の報告・グループ討論を通して、経営理念・指針を経営者と社員が共有し、立ち返る場所があること、指針経営を実践・継続している会社の強さを感じました。
昭和化工㈱ 秋田雅弘


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