【北1・2支部合同7月例会】新会員車座例会

7月例会は、北第一支部・株式会社紡の畠さんと、北第二支部・ダイヤオフィスシステム株式会社の浅川さんを報告者に迎えての車座です。
畠さんは、「仕事中にありがちな姿勢・行動に起因する筋肉痛やこわばり」を脳卒中患者等に施すリハビリの知識を応用して改善を試みる事業を開始されました。
しかし「この職業に就いている以上、仕方ない」「みんなだって我慢している」こんな考えで放置される「職業病」について、痛みの原因に作業療法士として介入する事で職業病を改善し企業の健康経営を支援したいとの想いがあるものの、現在は、どうすれば介入できるのか、どんな需要があるのかわからず模索されています。
浅川さんは、東京・愛知と勤務されたのち、東日本大震災直後の宮城県へ社長として転勤されます。
そして宮城の同友会で知り合った経営者の方々の復興に向かう姿勢に非常に感銘を受けられました。その後本社役員に就任し営業の意識改革を実践、そして60歳を超え、関西支社長として、新天地での事業を任されまた。
「ゼルダの冒険みたい」だと新しい地域での事業を楽しんでおられる浅川さんですが、大阪というカルチャーに戸惑いながら、事業の運営や人間関係構築を模索されています。
新しく同友会の仲間になったお二人をみんなで歓迎しましょう。是非皆様のご参加お待ちしています!

感想

2023年7月27日(木)にリアルのみで北第一支部、北第二支部合同例会を開催いたしました。
報告者は株式会社紡の畠朋成さん、ダイヤオフィスシステム株式会社の浅川浩之さんです。
今回は車座例会として、発表者の方のお悩みについて討論をいたしました。

■報告内容
畠さんは、作業療法士として普段は後天的な病気や怪我により身体に障害を負ってしまった方に対して作業療法士としてリハビリをしていらっしゃいますが、業務中の姿勢や行動動作に起因する筋肉痛や強張りを予防、軽減することが出来ないかと起業されました。保険診療の域を飛び出し、職業病の改善を促したいというお気持ちは強くあるものの、どのようにしてその想いを伝えれば良いのかわからず悩んでいらっしゃいました。
浅川さんは、長く企業の役員として会社の経営に携わってこられました。東京や名古屋、宮城で勤務してきた浅川さんにも、大阪のカルチャーは独特に感じられ戸惑われることが多いとのお悩みでした。

■グループ討論
討論テーマはそれぞれお二人のお悩みについて、回答を各グループで考えるというものでした。 発表者の方もグループに交じり、アルコールを片手にあっちこっちのグループから発表者が呼ばれ、質問を受け、一緒になって課題の解決に取り組み、普段よりも発表者と参加者の距離が近くとても良かったと思います。

北第二支部所属 マチネ社労士事務所 上田麻美

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