全社一丸体制の「再構築」
10月例会の報告者は 税理士法人トレイス・かなえ経営株式会社 代表 佐野元洋さんです。
佐野さんは2003年8月に奥様と共に税理士事務所、かなえ経営株式会社を設立、単なる税務だけではなく、お客様の経営にも積極的に関わりながら、「顧客すべての会社を絶対に潰させない」という強い思いの元、コンサル事業を手掛けたり、複数の税理士事務所で構成される税理士法人トレイスに参画したりと、事業の幅を広げていきます。
開業当初は奈良同友会に入会し積極的に参加され、経営者として多くの学びを得ながら実践し、今では奈良同友会で副代表理事も務めておられます。
従業員も増え、2019年には10名規模まで拡大しました。
ところが、8割ほどの社員が短期間で一斉に退職するという思いがけない事態が起こります。幸い業務への影響は最小限に抑えることができたものの、事態を振り返ると「社内の雰囲気が険悪だった」と語る佐野さん。
次は絶対にそのような事はしないと、全社一丸体制の方法を見直しながら、いまでは少しずつ良くなってきていると手応えを感じています。
いったい何が問題だったのでしょうか?
そしてどんな「見直し=再構築」に取り組まれているのでしょうか。
佐野さんの想いと共に赤裸々に報告を頂きます。