【北第二支部8月例会】想いの承継。発展的承継。

感想

8月例会は、DRC株式会社の高野氏の報告でした。
事業承継された経緯や、発展的な承継となった取り組みを赤裸々に語っていただきました。
気持ちの揺れや心の在り方に迷いながらも、ひたすら突き進まれたことがヒシヒシと伝わる素晴らしい内容でした。

事業をどのようにしていきたいのかという「事業への想い」、経営者としての「覚悟」、
そして、想いを伝える力を得たことが成功した秘訣だったのでは。。。と振り返っておられました。
また、実際に行った施策もいろいろとお話いただいて、自社にも応用できそうなヒントがいっぱい詰まった報告でした。
一代では終わらない、何世代もかけて組織を育てていく真の経営者の道を歩みだした、その壮大なスケール感が発展的承継なのだと感じました。

テーブル討論では『あなたにもしものことがあったとき、会社はどうなりますか？』というテーマでした。
今回の報告のテーマである「事業承継」では、会社のトップが交代するという一大事が起こります。
そこから「トップ不在の事態では会社はどうなるのか」を考えてみようということになりました。
ちょっと突拍子もない想定ですが、普段とは違った視点から自社を見直すことができたようです。
突然、あなたがいなくなったら会社がどうなるか想像してみてください。
あなたの会社ではどんなことが起こるでしょうか。
半年先、１年先はどうなっているでしょうか。

あなたがいなくなった後、あなたの会社はどうなっていて欲しいですか？
そのためにはどうすればよいでしょうか。
あなたも考えてみませんか？

例会担当：株式会社マーブル　中本 眞由美