同友会活動は本当に良い会社、よい経営につながるのか?

9月の報告は、三島支部長等を歴任し、今期より理事になられました赤井さんです。
赤井さんは大学卒業後、現コニカミノルタジャパンに入社しその後24年間、複数社で勤務されたのち2014年3月にウォークオンを創業、2014年11月にWalkOn株式会社を設立されます。
起業と同時に同友会に入会され、様々な役を歴任され、同友会で学び・実践されながら自社を伸ばしていかれます。
また雇用については、その責任、大変さを認識していたことから逡巡した時期もありましたが、利益率の改善、営業効率の改善などの準備工夫を経て、遂に雇用に踏み切ります。
雇用をしてからも、説明が立場上から一方向にならないように社員さんの「何が分からないか」を理解し、時間を取られながらもしっかりと復習勉強を行い、更にマニュアルを社員さんと確認しながら作成されています。
同友会と自社の不離一体を実践されている赤井さんに大いに語っていただきます。

会場名:生涯学習センター5階 第1研修室
会場住所:〒530--000 大阪府大阪市北区大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル
電話番号:06-6345-5000
URL:https://osakademanabu.com/umeda/access

感想

9月例会は三島支部の元支部長で現在大阪同友会の理事であるウォークオン株式会社の赤井幸智さんにご報告頂きました。
赤井さんは私が同友会に入会した時からお世話になり、仲良くさせて頂いておりますが、同友会で広報委員会や支部の委員長、そして支部長など多くの役をされていて、凄いな、よくできるな、と感心させられていました。そして、今回、当支部の例会で報告をお願いしたのですが、リハーサルの少し前に久々に二人で飲む機会があり、そこで色々なことの話をしましたが、赤井さんは同友会で活動をしていく中で本当に背中が大きくなったなと感じさせられることがありました。
私は会社や同友会で人をどう動かすかで悩んでおり、少し愚痴めいたことを言ったのですが、それに対して優しく「それは和嶋さんがそうしているんだよ」と、人のせいにするのではなく、まず自分の行動を見直すことが先だと教えてもらいました。私はちょっと「ガーン」と来るものがあり、そうだ、忘れてたと大切なことを思い出させてもらいました。赤井さんとは以前にも「報連相」のことについて話をし、返信をきちんとできない人が多い、人に信頼してもらうにはそこからなのにね、という話をしたことも思い出しました。
そんなスーパーな赤井さんですが、ひとつだけ弱点があったと思います。それは社員がいないことです。赤井さんはパソコンドクターの仕事をされていますが、「赤井さんが倒れたらそのあとどうするの」とよく言われていました。本人もそのことは重々分かっていたのですが、過去のトラウマなどもあってかなかなか人を雇わないでいました。しかし、数年前についに人を採用し、そしてここでも、人の教育を丁寧にされています。人の教育は本当に大変だとつくづく思うのですが、これも例会報告で赤井さんに教えてもらったように思います。今回の例会では私はコーディネーターをさせてもらいましたが、人のことで悩んでいる私としては一番得をしたのではないかと密かに思っています。(レインズ株式会社 代表取締役 和嶋修二)

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