経営危機と同友会

10月例会の報告者は、㈱アウラの山名さんです。
山名さんは、大学卒業後パチンコ業界に就職、その後ホームページ作成の会社に転職されます。
約5年間勤務後、独立も視野に退職を申し出た際、先輩の同僚から共同事業を打診され、㈱アウラを設立されます。
その後約10年間、切磋琢磨しながら共同経営を続けるも、ぶつかり合いもあり、話合いの末、2018年12月に社長に就任。

社長になってから、創意工夫で順調に業績を伸ばしていた山名さん。2022年、試練が訪れます。
突如、片腕と見込んでいた社員さんが休職し、そして、もう一人のベテラン社員も退職。残る社員さんは入社1、2年目の方(同業経験なし)ばかり...。
奇しくも同友会入会・指針セミナー受講と同時に訪れた試練を、山名さんはどう乗り越えたのか。
ピンチと同時に作成した、理念や指針、ビジョンは試練克服にどう活かされたのか。

一人一人が輝く為に、真剣に社員と向き合う山名さんの「生」の報告は正に必見です。

会場名:生涯学習センター5階 第1研修室
会場住所:〒530--000 大阪府大阪市北区大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル
電話番号:06-6345-5000
URL:https://osakademanabu.com/umeda/access

感想

今回は、web制作等をされている株式会社アウラの山名さんのお話でした。山名さんは、代表就任時から現在に至るまでの様々な危機に直面し、それを解決されてきました。
代表就任時は、組織体制、経理、営業といった会社の基本部分について、再度勉強、工夫されたとの事でしたが、とても具体的にお話くださり、わかりやすかったです。
2度の経営危機についても、資金面、雇用面、ご苦労され、解決に至るまでのお話も興味深く、なかなか思い通りにいかないのが経営という事を思い知らされました。
2度目の経営危機の前後に、経営指針セミナーを受講するために同友会に入られたとの事でしたが、おそらくセミナーで学ばれたであろう、情報やビジョンの見える化、共有化を実践され、会社の問題解決、業績アップに繋がっているのではないかと思います。
山名さんのお人柄を反映してか、たくさんのゲストが来られていましたね。これからますます発展し、大きな会社になっていくことでしょう。(株式会社神戸シティ鑑定舎 代表取締役 小笠原高)

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