【北第三支部】強みを生かす経営戦略を考える

 〜未来に技術をつなげるために〜

20年前に突然お父上が他界されたことで勤めていた化学メーカーを退社され、高千穂産業に入社されます。その後、現場での修行を経て、3年前に社長に就任されました。
大手国内企業の海外進出や営業力不足による売り上げ減もある中で、現在まで化学薬品の蒸留技術という自社の特殊性を生かして会社を運営してこられましたが、若手社員の不足、最新設備の必要性など、現在様々な壁にぶつかっておられます。

例会参加や経営指針の作成、エコアクション取得など積極的に同友会で学んで、何とか打開しようと日々模索されています。
そんな中、結果に結び付いている部分もありますが、まだまだ解決出来ていないこともあるそうです。
どうしたら、課題は解決できるのか?今何が必要なのか?
例会を通じ、自身に置き換えて考えていきませんか?

感想

今回の例会報告は、高千穂産業株式会社の荒木さん。
会社の方向性、人材育成など自社が現在抱えている課題を克服し、どう強みに変えていくか。
具体的な話に涙と笑いのまじった盛り上がった報告になりました。

報告を受け「自社の強みを経営に活かせているか?」をテーマに討論。
「自社が変わるためには会社のあるべき姿・ビジョンをもつこと。そしてそれを見直すこと」
「人脈の上に技術や営業が結びついている」
「社員が生き生きと働いているのが自社の強みだといえる会社になる」

自社の弱みはすぐに出るが、強みはなかなか出てこないという方も多く、他の方に聞いて初めて強みを認識するという事も。
強みに磨きをかけて皆で成長できればという前向きな討論でした。

Menu