【吹田支部3月例会】「後継者から創業者への道」独立開業した理由と覚悟、これからの展望は？

～事業承継の難しさ！？　誰が覚悟を決めるの～

●安原英夫プロフィール

学校を卒業後、自動車整備士として技術を身に付け、その後縁あってヤマダモータスへ入社。当初社長も後継者問題を課題とされていたこともあり、身内ではない安原さんが後継者となる準備を始めることになりました。まずは同友会の参加、青年部での活動など経営者としてのスキルを磨きながら、会社の発展に貢献してきました。「もっと会社が良くなれば」との思いから社内の環境を変えようとするも、決裁権のないところでの行動に限界を感じはじめます。悩んだ末、社長の理解も得て、２０年勤め上げた会社を離れ、一念発起で独立開業する方向に舵を切りました。

●村上由紀プロフィール

元声楽家（S63年まで演奏活動）H6～H11税理士受験、H12登録。
親元の税理士事務所を飛び出し、全く他人の事務所にH15入所、H29退所。承継者として入会した同友会の仲間との学びにより、「経営とは？経営者とは？人生とは？」自分の想いを掘り起こすことになります。そこで、何をすべきかという責任感より、「どんな仕事・どんな人生にしたいか？」という夢と希望が基本であることに気づきます。活動と同時に、承継元事務所一代目の理念と方針との余りの違いに愕然とし、仲間の励ましと協力により、承継を断り、独立開業に踏み出しました。