2024年「第5回 大阪わかそう2024」を終えて
7月10日(水)大阪市中央公会堂にて第5回「大阪わかそう2024」が開催されました。
当日は、曇り空。カンカン照りや雨降りより、いい感じです。
企業展では、大阪府中小企業家同友会90社と行政や地域公共団体等が出展。
同時開催のフォーラムでは、行政の長や万博協会、大学教授の講演を聞くだけでなく、意見交換の機会もあり、大変盛り上がりました。お客様の職業や業種はあらゆる分野に渡っています。年齢層も10代から70代まで。企業や行政関係者だけでなく、これからの時代を担う大学生、通りすがりだという年配者の方や赤ちゃん連れの女性までお越しくださり、バラエティーに富んでいました。
「企業理念」を掲げた中小企業はブレない軸を持ち、魅力を発信しています。
経営者と従業員が一体となり、自信を持って自社商品をプレゼンする姿は「社会のお役に立ちたい」という思いが溢れていました。
個人的に興味深かったのは、NHK大阪放送局様の「防災力を高めよう」です。近々確実に起こるだろうと言われている南海トラフ地震の津波予想を立体的に見せていただきました。自然の力の前に人間は無力であり、自然災害を止めることはできません。だからこそ、予め自分にできる範囲のこと(家具の転倒防止、水や携帯トイレの備蓄など)は手を打っておくべきだと感じました。それが自分だけでなく、家族や自社を守ることに繋がります。
企業展に参加することで、興味あることを更に深く知ることができます。また興味がなかったことでも、その存在を知ることで新たな知識を得られます。ご縁が繋がることもあるでしょう。
同友会には、例会をはじめとする多くの行事があります。参加するだけでなく運営に携わることで、多くの学びが得られ出来ることが増えていき、自身の器も広がります。自身がどのような選択をし、誰とどのような時間を過ごすのか。それが自社の成功とプライベートでの幸せを決めることになるのでしょう。
今後も同友会の皆様と学び続けていきたいものです。(大阪わかそう実行委員 木下雅子)