私は同友会をこのように活用してきました！ ～新大阪支部　林 恭平～

「経営者のなんたるか」を学ぶ場になっています。
　創業して7年が立ちますが、常に何かしらの問題が絶えずつきまとっていました。資金繰りに追われたり、大事なポジションの社員が辞めたり、仕事がうまくいかずクレームにつながったり。そんな時、経営者は相談できる人がいなければ、一人で孤独に考え続けなければいけません。
　同友会では、そのような悩みを抱えながらも、問題をクリアてきた経験豊富な方が多くいらっしゃいます。相談をさせていただき、解決までの道筋が見えたり、大変な問題だと思っていたことが、実はそうでもなかったりと、経営のなんたるかを学ぶ良い場となっています。
　また、個人的に同友会の中で大きな出来事だったのは、「経営指針成文化セミナー」です。私のときは、9人の経営者が一緒だったのですが、本気で自社に向き合い、他社と向き合いながら、自分の会社の軸を決めていく。また、同時に、行動にまで落とし込む、ということを丸6日間みんなで考え抜きました。その時に確立した経営理念を今でも高め続けているのですが、何事もその軸があることでぶれない考え方ができ始めていると思います。また、なによりも、濃い時間をともにした、9人の経営者の皆さんと情報交換したり、相談し合ったりと、これまで一人で走ってきた道を一緒に走ってもらえているような感覚にもなります。
　経営者は孤独だとよく言いますが、同友会に来ると、同じような問題を乗り越えてきた多くの戦友がいます。その方々と、相談し合い、語り合い、学び合うことで、その結果、事業を伸ばすことができるのだと感じています。

株式会社Ｆ－ｓｔａｎｄａｒｄ
林　恭平
2012年11月入会